★外務省のラスプーチンと呼ばれて:

こんにちは☆ボウズです☆☆

題名からしてゴリゴリの社会ジャーナリズムの本紹介の記事を書きます(笑😜 これも大学生の時に読んだ本です♬当時 「ムネオハウス」問題を裏で深く関わっていた人物のお話です☆☆

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外務省のラスプーチンと呼ばれ、一連の「鈴木宗男」スキャンダルで政官界を震撼させた、元外務省職員でロシア外交、北方領土問題の対ロ交渉の最前線を支えていた佐藤優氏★

国益の為に対ロ外交を有利に進めようと奔走した佐藤氏は、何故逮捕されなければならなかったのか?自身の逮捕までの経緯と逮捕後の検察との息の詰まる攻防の克明の記録。その背後で国家の大規模な路線転換が絶対矛盾を抱えながら進んでいた事実。

鈴木宗男事件を巡る「国策捜査」の真相を暴く衝撃作品。2001年4月に小泉内閣が成立して以降、米国をモデルにした日本経済における自由主義政策が急速に推し進められてきた。その結果、ワーキングプアネットカフェ難民、貧富の差の拡大、中産階級の消滅などの問題が顕著になってきました★90年代以前の公平分配型経済、いわゆる資本主義と社会主義の共存が日本内政の柱となってきた。

しかし、バブル崩壊後に金融ビッグバン、官民の護送船団方式の廃止を経て、競争原理を徹底させた資本主義に政策転換してきた日本🇯🇵それと同時に、国際協調愛国主義から排外的ナショナリズムという、外交面で大きな路線転換を迎えた時代背景も小泉内閣の下、進められてきた。

「時代を転換する為に、何か象徴的な事件を作り出して、それを断罪する」ことが必要だった為、佐藤優鈴木宗男、両氏は国策捜査の生贄となってしまった。

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情報のプロであった著者が、国策捜査の真相を明かすだけでなく、現在の日本社会に内在する諸問題を鋭く分析しています。当時の佐藤氏の時代背景への洞察力には脱帽です★それにしても何で日本のプロ政治家は極悪人面なんでしょうか?(笑

 

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